100円

2005年2月17日
昨日は本当、仕事ですぐに帰れず。
家に着いたのは「今日」だったわけで。

今日、仕事帰りに自動販売機へ。

小腹がすいた&暖かいものが飲みたい。
ということでコーンポタージュをチョイス。

小銭が無い。
さて、お札は・・・。
新1000円ばかり。

自販機は、(やっぱり)対応していない。

しかしおれは、コーンポタージュがどうしても飲みたかった。

辛うじて、新札の中に旧1000円を発見。
これほどまで夏目漱石に感謝した事は無い。


「びーっ」(自販機に1000円を入れる音)
「べーっ」(自販機から入れた1000円札が排出された音

・・・。

「びーっ」
「べーっ」

・・・。
「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」
「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」

「びーっ」
「べーっ」


・・・おい機械。人間様をなめるな。

100円玉や10円のつり銭切れでもなく、どんなに頑張っても1000円は戻ってくる。

奴(自販機)から返却されてくる1000円が、まるで人間に向かって「あっかんべー」をしているようで、しかし相手は機械。感情を持たないマシーン。こちらがこれしきで熱くなってはいけない。冷静に冷静に・・・。

と、思いつつ、思い切り自販機に「グーパンチ」を決める自分。

「びーっ」
・・・ピッ!


・・・動いた!!!

やっとこ、これで暖かいコンポタに出会えました。

ピッ、ゴトン。

そしておつりが排出。

チャリン、チャリン、・・・。




・・・500円と100円が、各1枚づつ足りませんが!?何か!?



もう一発殴れば正しく動くだろうかと思い、お札騒動の時以上にテンションをあげ、今度は蹴ろうとしたそのとき!

・・・ちゃりん。



500円カムバック。



ふう。そうだよ、さいしょからそうしておけば、こっちも無駄に体力を使わなくてすむんだからさあ。
さ、早く、もう100円、返してくれ。



・・・。


・・・。


・・・ガタッガタッ!!!!(自販機のつり銭口の奥に手を突っ込む音)


・・・。



・・・「出ねえぞ!!」(2コンのマイクに叫ぶ音)



・・・カンカンカンカン・・・・(遠くで踏み切りの遮断する音)


・・・あの電車に乗らなくてはいけなかったことに気づいた自分。

ダッシュで駅に。ギリギリ乗車。

でももう100円は戻ってきません。



機械に馬鹿にされたみたいで、鬱です。

(何だ、この日記・・・。)

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