では、悪魔杯のレポ。
2006年7月18日 MTG コメント (6)
続いて悪魔杯。
なんと、約3ヶ月ぶりな開催。
皆々様、お疲れ様でした。
さて、悪魔杯といえば、数ある神奈川県内の大会の中でも、特に『ネタ』デッキが映える大会です。
むしろ空気が「え? 十手って禁止カードでしょ?」ってくらい。
しかも、現行のメタデッキがネタデッキに食われることもある、謎な空間を生み出す大会。
そしてそして。
7割近くの参加者が、
「え?優勝? 何それ? 狙うは『デッキ賞』一本。これだね!」
という感じ。
つまり、簡単に述べますと
「祭り」ってこと。
さて、そんなお祭り。
もちろん、くろぺんも、悪魔杯用にチューンしたデッキでの参戦。
(正直、もう少し調整したかった……。残念。)
以下、デッキ曝し上げ。
ハートビートではありません。鳩ビートです。
鳩の鼓動です。
基本の動きとしては、
1.《宮廷の軽騎兵/Court Hussar(DIS)》や《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》サポートから、《亡霊の牢獄/Ghostly Prison(CHK)》を持ってきて、張る。
2.《供給+需要/Supply/Demand(DIS)》か、もしくは自力で《鳩散らし/Dovescape(DIS)》引いて、場に出す。
3.Xマナスペル、連打。
以上、非常にシンプル(馬鹿)です。
さあ いってみよう! 祭りの始まりだ!!
****************************************
第1回戦【水芭蕉】(ぞんび氏)
初戦がなんと、ぞんびさん。
デッキ名が水芭蕉。
このデッキ、すげぇ面白い。
1マッチ目。一気にマナブーストされ、やれロクソやら、やれ陽星やら、やれ6/6くらいの葛やら、やれ黒の明神やらが出てきて。
鳩は出るも、以降まったく鳩が出ず。轟沈。
鳩、散れず。
2マッチ目。……の、前に。
さて、くろぺんの今回のデッキ、お気づきの方はいらっしゃるかどうか判りませんが……。アグレッシブサイドを意識。
基本的に、相手に鳩がネタバレし、且つ、対策を討たれる可能性があるときなどは、以下のようにサイドボーディングします。
はい。「祭り」とか言っておきなから、勝つ気満々でした。
空のみ辺りが、本気で勝負かけています。
スイマセン、チキンです。
では、全サイドボードを突っ込んだ2マッチ目!
いってみよ〜!
《詩神の器》が2枚、場に出てしまいましたとさ。
がんばれ! 《アゾリウスのギルド魔道士》!(1体)
こっちの手札は、ラスが3枚とか来てしまって、どうしようもないぞ!
んでギルメイジは死去され。
器にはなぜかベストタイミングで引いてしまった《シミックの空呑み》が入ってしまい。
スイマセン割腹します。
××。
*********************************************
今回の目標はただ一つ!デッキ賞!
しかあし! 「勝てないデッキはただの紙束だ!」のこの世界!
最低でも勝ち越しラインにまで持ってこないと!
デッキ賞選考は絶望的だ!
大丈夫!鳩散らしには無限の可能性がある!(??)
次の相手は誰だ!
第2回戦【緑青《役畜》トロン】
もう、意味わかんね。
ってか、この大会のメタを読めるやつがいたら、つれて来い。交通費は工面してやる。
1マッチ目、先手。初手は以下。
3マナまで、ほぼ伸ばせると感じた俺はキープ。
順当に3マナのばし、宮廷の軽騎兵キャスト。
で、土地が無い。
次ターンドローも土地が無い。
研究キャストも、土地が無い。
で、相手は相手でトロンランドが揃った。
半べそかきながら、半分ヤケっぱちに投了。
2マッチ目。
明らかにサイドすべきであったが、こちとらネタを明かしていない。
ので、あえてサイド変え無し。やってやる!
で、こっちは《すべてを護るもの、母聖樹》からスタートって感じの手札。
痛いよママン。
印鑑プレイ! (-2ライフ)
軽騎兵プレイ! (-2ライフ)
亡霊の牢獄プレイ!(−2ライフ)
4世プレイ! (-2ライフ)
……もうやだ、こんな生活…。
んだがぁ!しかしっ!4世が場に出たことで!
《供給》→《鳩散らし》がなんと計6マナでキャスト可能!
そうだ・・・俺はこれを狙っていたんだ!!
ってことで〜。次のターンには鳩おっけー!!手札には《撤廃/Repeal(GPT)》あるし!もう、鳩を散らす準備万端!
相手「では…土地全タップで、《大蛇の孵卵器》。X=6です。」
……。
回答は下。
【問1】青1マナだけ。(X=0)
【問2】青1マナだけ。(X=0)(X=0でプレイ宣言すればいいだけ。)
ってことで、早急に帰っていただいた。
が、
これで、さらに鳩が出しにくくなった。と。
……んが。
私の手札は、正に奇跡だった。場には母聖樹。そして手札には……ラスゴ!!
俺は意を決して叫んだ!
俺「鳩散らし!」
相手の「なに〜!?」って顔!しかし同時に
「……え?良いんですか?」っていう顔!
かまうものか!俺の手札は今!輝いている!
相手ターン、X=7の卵→打ち消され、14体の鳩が発生。
おれ、返しでみんな流れろラス!!
相手「……じゃあ、もう一枚の《大蛇の孵卵器》をプレイ。14体の鳩が出ます。」
滅んじゃえ、人間なんて。
しかし負けない俺。
なんで牢獄引くまで待てなかったのだろう俺。
相手の返しに、鳩散らしリムーブで白ショール!
8体の鳩!
……数で負けてる……??
まあいい!お前らブロッカー!
んで、相手のターン。
……笑っている!?
何がおかしい! もうXスペルなんてないんだろ!
相手「……《召喚の調べ》、鳩タップで召集で……」
沈没しちゃえ、日本なんて。
そしてこちらが用意した鳩トークンが底を付き、潔く投了。
泣いてなんかいない。涙も枯れたよ。
××
*********************************************
第3回戦【黒青緑コントロール】
第2戦でまさかの友情コンボを炸裂。
本気で立ち直れなくなった状態。そんな気分で第3戦。
対戦相手デッキは、黒青にタッチ緑といった感じ。
1マッチ目。
流石に鳩が通らない。
そして相手《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire(GPT)》プレイ。
返しでラス。
そんな感じで長期戦。
で、こちら、また《鳩散らし/Dovescape(DIS)》!!
が、ヤッパリ打ち消され。
……って、相手返しに《研究+開発/Research/Development(DIS)》の、《研究》のほう!
な、なんだってー!!
で、サイドカードを漁り始め……。
相手「《魂の裏切りの夜》2枚と《夜陰明神》2枚持ってきます。」
……引くな!と呪いをかけながらデッキをシャッフル。
で、次々ターンには《魂の〜》が場にある、と。
勝ち手段が本気でなくなったので、終了。
(ワンチャンス、相手のライブラリーが削れるか!? とか思ったんですが。また《研究》されました…。)
回答はあえてしません。さ〜みんなで考えよ〜!(古)
で、2マッチ目。
デッキが完全にばれているので、アグレッシブサイド展開。
いい感じに決まり、《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower(DIS)》が場に出る……まで良かったのだが、既にエクストラターン。
その前までに、《アゾリウスのギルド魔道士》等々で殴って削っていたので、2発攻撃が通れば勝ち!
……って、こちらの引きが強く、運よく打ち消しがとおってブロッカー打ち消して、空呑みで殴り勝ち。
で、時間切れ引き分け。
×○-
*************************************************
第4回戦【オルゾフコン】
女性プレイヤー。
「よろしくおねがいします〜。」と、おっとりなキャラクターが印象的でした。
でも使うのは【オルゾフコントロール】
ガチンコデッキ。
1マッチ目。
相手「じゃあ〜〜。『じいさん』召還して〜〜。」
と、出てくるのは《清麻呂の末裔》。
自身の手札が多い時→『じいさん』
こっちの手札が多い時→『じじぃ』と、
呼び名がコロコロ変わっていたのが面白かった。
こっちもつられて『じじぃウゼェッ!』とか。
と、かなりウザイ爺さんを対処できず非常に困っていたところに、さらに《ファイレクシアの闘技場》をプレイされる。
ヤバイヤバイ!と思いながらも、こっちには《亡霊の牢獄》は既に場に出ている。
で、手札に《鳩散らし》。
天使が怖いが…。イッタレ!
相手「それなんですか〜?」
一から説明。相手承諾。
相手「え〜。じゃあこれも鳩になっちゃうんですか〜?」
と、手札から《迫害》が連続でプレイされる。
…。お、恐ろしい子……。
しかし相手、8鳩コントロール。
相手「あ〜。鳩の絵柄、微妙に違うんですね〜。」
アリガトウございます。気付いてもらえて嬉しかったです。
しかしそんなことはお構いなく。
こちらはXスペルで鳩量産するも。
相手のアリーナドローがきつい。
相手「鳩4枚だしま〜す(信仰の足枷)。もう4枚出しま〜す(信仰の足枷)」
「これ(黒瘴)だしま〜す」
「陽星でまーす」
「これ(ディミーア家の護衛)もでますよね〜。」
「じゃあ、はと3枚(アリーナ)出したいです〜。」
相手、鳩フェスティバル状態
無理だった。
やっぱ、アリーナドローは強いや。
相手、《取引の教会、オルゾヴァ》が2枚、出てたし。
2マッチ目。
やる前に俺の心がダウン。
時間も残り5分だったので、勝利を譲ることに。
×--
この際、勝負の証ということ?で、
相手お手製の《苗木トークン》(写真)と、
こちらの鳩トークンをトレード。
大事に使わせてもらいましょう。
1枚しか在りませんが。
***********************************************
第5回戦【白黒ナントゥーコの鞘虫】
なんとレベル3ジャッジのみらこー氏。
ここ(悪魔杯)は、なにが起こるか判らない。
1マッチ目。
こっちは鳩成功。が、相手の《オルゾヴァの幽霊議員》とのシナジーが最悪であることには、うすうす気付いていた。
が、数はこちらが上回っている!
一気に押し切り勝利!
2マッチ目。
幽霊議員がいるので、《セレズニアのギルド魔道師》投入。
相手《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》。
スイマセン止まりません。
で、どんどん充実していく相手の場。
・《分霊の確約/Promise of Bunrei(SOK)》が、2枚
・《墓穴までの契約/Grave Pact(9ED)》も。
・《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》。
・《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》。
ヤバス。
そしてクラニアルで抜かれた鳩。
もうヤヴァイ。
しかし相手、『サクル』方法が無い!
うまく分霊を誘発させず、一気に押し切れないか!
……ボブめくれが、いい感じにダメージがでかい!
しかし残虐の手のアタックが止まらない…?
…? 《供給+需要/Supply/Demand(DIS)》の《供給》!!
これ、緑のトークンじゃないか!
ナイス!X=5でプレイ!
で、最終的には、《輝く群れ》でダメージ返して勝利。
……相手、《オルゾフの御曹子、テイサ》が3まい、手札にありました。
終了後に、『なんで2体出して、レジェンドで落として、分霊誘発させなかったんですか?』という問に対して
『……あ。』
〜〜人間は、ミスをする生き物である。〜〜
○○
*****************************************
第6回戦
悪魔杯は最終ラウンドに限り、ボーナスゲームを設定しています。
ゲーム中、このボーナスを達成すると、達成者にブースター1パック。
下の席にいる方々の目が、輝き始める瞬間です。
今回のボーナスは……なんと。
レベル3ジャッジ、みらこー氏がいるということもあり、
というもの。
……こ、これは!!!!
この卓は、マズいぞ! poxさん!
なんたって、この卓の対戦カードは……
《嵐の目》
VS
《鳩散らし》
なんだぞ!!!
いいのか!
5パックくらい貰っていくぞ!!
そんなこんなで始まった最終戦。
1マッチ目。
……ジャッジ〜。《嵐の目》に関して質問が〜。
流石に、《鳩散らし/Dovescape(DIS)》を出してもらえず、ピンポイントでカウンターされる。
嵐の目スペルコピーが馬鹿みたいにスタックにおかれ、どんどん混沌としていくスタック領域。
さらに俺も、白ショールのピッチスペル等で邪魔したりで、さらに混沌の渦に。
で、嵐の目の解決中での疑問に対してジャッジのミス。
(重箱の隅をつつくようなミスですたが…。)
1パックゲット。
さらにジャッジに質問。
正解は×。
だって……明らかに探せるのがアルじゃん。
たとえば基本土地とか、ソーサリーなら「無い」可能性がある。
でも《魔性の教示者》は、ライブラリーから1枚なんだから……ライブラリーが「在れば」その条件を満たしているカードも「ある」わけで。
このデュエルは流石に負け。相手の回り方がきれいでした。
2マッチ目。こっちはアグレッシヴサイド。嵐の目が出たら負けなので…。
ここで最後の問題。
正解は○。
このため、相手のマナ計算が狂う狂うw
その隙ついて、打ち消して、空呑みでフィニッシュ!!
で、時間切れ、と(笑)
*************************************
結果は1−3−2。
残念賞w。
まあ、パックが2つ+アンケートで1つもらえたので、
元は取れました。
楽しかったし。
楽しいのが一番ですね、ヤッパリ。
で、貰ったパックから、出てきたのが。
《鳩散らし》!!
もう、何の因果でしょう(核爆)。
ジャッジに迷惑をかけたからでしょうか。
それとも、もっと精進しろってことでしょうか?
……待て次回!!
ノシ
なんと、約3ヶ月ぶりな開催。
皆々様、お疲れ様でした。
さて、悪魔杯といえば、数ある神奈川県内の大会の中でも、特に『ネタ』デッキが映える大会です。
むしろ空気が「え? 十手って禁止カードでしょ?」ってくらい。
しかも、現行のメタデッキがネタデッキに食われることもある、謎な空間を生み出す大会。
そしてそして。
7割近くの参加者が、
「え?優勝? 何それ? 狙うは『デッキ賞』一本。これだね!」
という感じ。
つまり、簡単に述べますと
「祭り」ってこと。
さて、そんなお祭り。
もちろん、くろぺんも、悪魔杯用にチューンしたデッキでの参戦。
(正直、もう少し調整したかった……。残念。)
以下、デッキ曝し上げ。
Ha-to Beat
3 宮廷の軽騎兵 / Court Hussar
2 アウグスティン四世大判事 / Grand Arbiter Augustin IV
1 空の軽騎兵 / Sky Hussar
3 ギルドパクトの祝祭 / Festival of the Guildpact
4 亡霊の牢獄 / Ghostly Prison
3 輝く群れ / Shining Shoal
4 神の怒り / Wrath of God
3 強迫的な研究 / Compulsive Research
4 撤廃 / Repeal
3 鳩散らし / Dovescape
3 需要+供給 / Demand+Supply
3 アゾリウスの印鑑 / Azorius Signet
1 アダーカー荒原 / Adarkar Wastes
2 アゾリウスの大法官庁 / Azorius Chancery
2 すべてを護るもの、母聖樹 / Boseiju, Who Shelters All
2 低木林地 / Brushland
3 神聖なる泉 / Hallowed Fountain
2 寺院の庭 / Temple Garden
1 都市の樹、ヴィトゥ=ガジー / Vitu-Ghazi, the City-Tree
1 ヤヴィマヤの沿岸 / Yavimaya Coast
5 島 / Island
5 平地 / Plains
SIDEBOARD
3 マナ漏出 / Mana Leak
3 差し戻し / Remand
3 巻き直し / Rewind
2 シミックの空呑み / Simic Sky Swallower
4 セレズニアのギルド魔道士 / Selesnya Guildmage
ハートビートではありません。鳩ビートです。
鳩の鼓動です。
基本の動きとしては、
1.《宮廷の軽騎兵/Court Hussar(DIS)》や《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》サポートから、《亡霊の牢獄/Ghostly Prison(CHK)》を持ってきて、張る。
2.《供給+需要/Supply/Demand(DIS)》か、もしくは自力で《鳩散らし/Dovescape(DIS)》引いて、場に出す。
3.Xマナスペル、連打。
以上、非常にシンプル(馬鹿)です。
さあ いってみよう! 祭りの始まりだ!!
****************************************
第1回戦【水芭蕉】(ぞんび氏)
初戦がなんと、ぞんびさん。
デッキ名が水芭蕉。
このデッキ、すげぇ面白い。
1マッチ目。一気にマナブーストされ、やれロクソやら、やれ陽星やら、やれ6/6くらいの葛やら、やれ黒の明神やらが出てきて。
鳩は出るも、以降まったく鳩が出ず。轟沈。
鳩、散れず。
2マッチ目。……の、前に。
さて、くろぺんの今回のデッキ、お気づきの方はいらっしゃるかどうか判りませんが……。アグレッシブサイドを意識。
基本的に、相手に鳩がネタバレし、且つ、対策を討たれる可能性があるときなどは、以下のようにサイドボーディングします。
1 空の軽騎兵 / Sky Hussar
3 ギルドパクトの祝祭 / Festival of the Guildpact
4 亡霊の牢獄 / Ghostly Prison
1 輝く群れ / Shining Shoal
3 需要+供給 / Demand+Supply
3 鳩散らし / Dovescape
↓
3 マナ漏出 / Mana Leak
3 差し戻し / Remand
3 巻き直し / Rewind
2 シミックの空呑み / Simic Sky Swallower
4 セレズニアのギルド魔道士
はい。「祭り」とか言っておきなから、勝つ気満々でした。
空のみ辺りが、本気で勝負かけています。
スイマセン、チキンです。
では、全サイドボードを突っ込んだ2マッチ目!
いってみよ〜!
《詩神の器》が2枚、場に出てしまいましたとさ。
がんばれ! 《アゾリウスのギルド魔道士》!(1体)
こっちの手札は、ラスが3枚とか来てしまって、どうしようもないぞ!
んでギルメイジは死去され。
器にはなぜかベストタイミングで引いてしまった《シミックの空呑み》が入ってしまい。
スイマセン割腹します。
××。
*********************************************
今回の目標はただ一つ!デッキ賞!
しかあし! 「勝てないデッキはただの紙束だ!」のこの世界!
最低でも勝ち越しラインにまで持ってこないと!
デッキ賞選考は絶望的だ!
大丈夫!鳩散らしには無限の可能性がある!(??)
次の相手は誰だ!
第2回戦【緑青《役畜》トロン】
もう、意味わかんね。
ってか、この大会のメタを読めるやつがいたら、つれて来い。交通費は工面してやる。
1マッチ目、先手。初手は以下。
・《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》
・《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DIS)》
・《島/Island(RAV)》
・《アウグスティン四世大判事》
・《宮廷の軽騎兵/Court Hussar(DIS)》
・《空の軽騎兵/Sky Hussar(DIS)》
・《強迫的な研究》
3マナまで、ほぼ伸ばせると感じた俺はキープ。
順当に3マナのばし、宮廷の軽騎兵キャスト。
で、土地が無い。
次ターンドローも土地が無い。
研究キャストも、土地が無い。
で、相手は相手でトロンランドが揃った。
半べそかきながら、半分ヤケっぱちに投了。
2マッチ目。
明らかにサイドすべきであったが、こちとらネタを明かしていない。
ので、あえてサイド変え無し。やってやる!
で、こっちは《すべてを護るもの、母聖樹》からスタートって感じの手札。
痛いよママン。
印鑑プレイ! (-2ライフ)
軽騎兵プレイ! (-2ライフ)
亡霊の牢獄プレイ!(−2ライフ)
4世プレイ! (-2ライフ)
……もうやだ、こんな生活…。
んだがぁ!しかしっ!4世が場に出たことで!
《供給》→《鳩散らし》がなんと計6マナでキャスト可能!
そうだ・・・俺はこれを狙っていたんだ!!
ってことで〜。次のターンには鳩おっけー!!手札には《撤廃/Repeal(GPT)》あるし!もう、鳩を散らす準備万端!
相手「では…土地全タップで、《大蛇の孵卵器》。X=6です。」
……。
【問題】
相手が、X=6(つまり12マナ支払い)でプレイした《大蛇の孵卵器》。
私の手札には《撤廃/Repeal(GPT)》。
【問1】
私が撤廃を、《大蛇の孵卵器》にプレイするには、合計何マナ必要になるでしょうか?
【問2】
では、さらに。現在と同じ状況。
私が《アウグスティン四世大判事》をコントロールしている場合では、何マナ必要になる?
回答は下。
【問1】青1マナだけ。(X=0)
【問2】青1マナだけ。(X=0)(X=0でプレイ宣言すればいいだけ。)
ってことで、早急に帰っていただいた。
が、
これで、さらに鳩が出しにくくなった。と。
……んが。
私の手札は、正に奇跡だった。場には母聖樹。そして手札には……ラスゴ!!
俺は意を決して叫んだ!
俺「鳩散らし!」
相手の「なに〜!?」って顔!しかし同時に
「……え?良いんですか?」っていう顔!
かまうものか!俺の手札は今!輝いている!
相手ターン、X=7の卵→打ち消され、14体の鳩が発生。
おれ、返しでみんな流れろラス!!
相手「……じゃあ、もう一枚の《大蛇の孵卵器》をプレイ。14体の鳩が出ます。」
滅んじゃえ、人間なんて。
しかし負けない俺。
相手の返しに、鳩散らしリムーブで白ショール!
8体の鳩!
……数で負けてる……??
まあいい!お前らブロッカー!
んで、相手のターン。
……笑っている!?
何がおかしい! もうXスペルなんてないんだろ!
相手「……《召喚の調べ》、鳩タップで召集で……」
沈没しちゃえ、日本なんて。
そしてこちらが用意した鳩トークンが底を付き、潔く投了。
泣いてなんかいない。涙も枯れたよ。
××
*********************************************
第3回戦【黒青緑コントロール】
第2戦でまさかの友情コンボを炸裂。
本気で立ち直れなくなった状態。そんな気分で第3戦。
対戦相手デッキは、黒青にタッチ緑といった感じ。
1マッチ目。
流石に鳩が通らない。
そして相手《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire(GPT)》プレイ。
返しでラス。
そんな感じで長期戦。
で、こちら、また《鳩散らし/Dovescape(DIS)》!!
が、ヤッパリ打ち消され。
……って、相手返しに《研究+開発/Research/Development(DIS)》の、《研究》のほう!
な、なんだってー!!
で、サイドカードを漁り始め……。
相手「《魂の裏切りの夜》2枚と《夜陰明神》2枚持ってきます。」
……引くな!と呪いをかけながらデッキをシャッフル。
で、次々ターンには《魂の〜》が場にある、と。
勝ち手段が本気でなくなったので、終了。
(ワンチャンス、相手のライブラリーが削れるか!? とか思ったんですが。また《研究》されました…。)
【問3】
今回の対戦相手の行動、一部に『ムダ』があります。さて何でしょう?
*以下対戦相手の行動*
・《研究》をプレイ、解決。
・サイドボードからカードを4枚選び、公開してデッキに入れ、シャッフル。
・最後にこちらが、相手のデッキをシャッフル。
回答はあえてしません。さ〜みんなで考えよ〜!(古)
で、2マッチ目。
デッキが完全にばれているので、アグレッシブサイド展開。
いい感じに決まり、《シミックの空呑み/Simic Sky Swallower(DIS)》が場に出る……まで良かったのだが、既にエクストラターン。
その前までに、《アゾリウスのギルド魔道士》等々で殴って削っていたので、2発攻撃が通れば勝ち!
……って、こちらの引きが強く、運よく打ち消しがとおってブロッカー打ち消して、空呑みで殴り勝ち。
で、時間切れ引き分け。
×○-
*************************************************
第4回戦【オルゾフコン】
女性プレイヤー。
「よろしくおねがいします〜。」と、おっとりなキャラクターが印象的でした。
でも使うのは【オルゾフコントロール】
ガチンコデッキ。
1マッチ目。
相手「じゃあ〜〜。『じいさん』召還して〜〜。」
と、出てくるのは《清麻呂の末裔》。
自身の手札が多い時→『じいさん』
こっちの手札が多い時→『じじぃ』と、
呼び名がコロコロ変わっていたのが面白かった。
こっちもつられて『じじぃウゼェッ!』とか。
と、かなりウザイ爺さんを対処できず非常に困っていたところに、さらに《ファイレクシアの闘技場》をプレイされる。
ヤバイヤバイ!と思いながらも、こっちには《亡霊の牢獄》は既に場に出ている。
で、手札に《鳩散らし》。
天使が怖いが…。イッタレ!
相手「それなんですか〜?」
一から説明。相手承諾。
相手「え〜。じゃあこれも鳩になっちゃうんですか〜?」
と、手札から《迫害》が連続でプレイされる。
…。お、恐ろしい子……。
しかし相手、8鳩コントロール。
相手「あ〜。鳩の絵柄、微妙に違うんですね〜。」
アリガトウございます。気付いてもらえて嬉しかったです。
しかしそんなことはお構いなく。
こちらはXスペルで鳩量産するも。
相手のアリーナドローがきつい。
相手「鳩4枚だしま〜す(信仰の足枷)。もう4枚出しま〜す(信仰の足枷)」
「これ(黒瘴)だしま〜す」
「陽星でまーす」
「これ(ディミーア家の護衛)もでますよね〜。」
「じゃあ、はと3枚(アリーナ)出したいです〜。」
相手、鳩フェスティバル状態
無理だった。
やっぱ、アリーナドローは強いや。
相手、《取引の教会、オルゾヴァ》が2枚、出てたし。
2マッチ目。
やる前に俺の心がダウン。
時間も残り5分だったので、勝利を譲ることに。
×--
この際、勝負の証ということ?で、
相手お手製の《苗木トークン》(写真)と、
こちらの鳩トークンをトレード。
大事に使わせてもらいましょう。
1枚しか在りませんが。
***********************************************
第5回戦【白黒ナントゥーコの鞘虫】
なんとレベル3ジャッジのみらこー氏。
ここ(悪魔杯)は、なにが起こるか判らない。
1マッチ目。
こっちは鳩成功。が、相手の《オルゾヴァの幽霊議員》とのシナジーが最悪であることには、うすうす気付いていた。
が、数はこちらが上回っている!
一気に押し切り勝利!
2マッチ目。
幽霊議員がいるので、《セレズニアのギルド魔道師》投入。
相手《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》。
スイマセン止まりません。
で、どんどん充実していく相手の場。
・《分霊の確約/Promise of Bunrei(SOK)》が、2枚
・《墓穴までの契約/Grave Pact(9ED)》も。
・《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》。
・《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》。
ヤバス。
そしてクラニアルで抜かれた鳩。
もうヤヴァイ。
しかし相手、『サクル』方法が無い!
うまく分霊を誘発させず、一気に押し切れないか!
……ボブめくれが、いい感じにダメージがでかい!
しかし残虐の手のアタックが止まらない…?
…? 《供給+需要/Supply/Demand(DIS)》の《供給》!!
これ、緑のトークンじゃないか!
ナイス!X=5でプレイ!
で、最終的には、《輝く群れ》でダメージ返して勝利。
……相手、《オルゾフの御曹子、テイサ》が3まい、手札にありました。
終了後に、『なんで2体出して、レジェンドで落として、分霊誘発させなかったんですか?』という問に対して
『……あ。』
〜〜人間は、ミスをする生き物である。〜〜
○○
*****************************************
第6回戦
悪魔杯は最終ラウンドに限り、ボーナスゲームを設定しています。
ゲーム中、このボーナスを達成すると、達成者にブースター1パック。
下の席にいる方々の目が、輝き始める瞬間です。
今回のボーナスは……なんと。
レベル3ジャッジ、みらこー氏がいるということもあり、
ジャッジに質問して、そのジャッジの回答が、
みらこーさんが『誤っている』と裁定した場合、その卓の両者とみらこーさんに1パック
というもの。
……こ、これは!!!!
この卓は、マズいぞ! poxさん!
なんたって、この卓の対戦カードは……
《嵐の目》
VS
《鳩散らし》
なんだぞ!!!
いいのか!
5パックくらい貰っていくぞ!!
そんなこんなで始まった最終戦。
1マッチ目。
……ジャッジ〜。《嵐の目》に関して質問が〜。
流石に、《鳩散らし/Dovescape(DIS)》を出してもらえず、ピンポイントでカウンターされる。
嵐の目スペルコピーが馬鹿みたいにスタックにおかれ、どんどん混沌としていくスタック領域。
さらに俺も、白ショールのピッチスペル等で邪魔したりで、さらに混沌の渦に。
で、嵐の目の解決中での疑問に対してジャッジのミス。
(重箱の隅をつつくようなミスですたが…。)
1パックゲット。
さらにジャッジに質問。
【問4】
私はコピーの《魔性の教示者》のプレイを宣言してしまったが、ライブラリーが薄かったので、解決中に「見つかりません」と宣言し、探すことに失敗した。
このプレイングは可能か!?
正解は×。
だって……明らかに探せるのがアルじゃん。
たとえば基本土地とか、ソーサリーなら「無い」可能性がある。
でも《魔性の教示者》は、ライブラリーから1枚なんだから……ライブラリーが「在れば」その条件を満たしているカードも「ある」わけで。
このデュエルは流石に負け。相手の回り方がきれいでした。
2マッチ目。こっちはアグレッシヴサイド。嵐の目が出たら負けなので…。
ここで最後の問題。
【問5】
私は今、《アウグスティン四世大判事》をコントロールしている。
対戦相手は《嵐の目》により取り除かれた《早摘み》をプレイしようとしているが…。
四世の能力による、追加の1マナは、たとえ《嵐の目》のコピーのプレイであっても、支払わなければならない。
○か! ×か!
正解は○。
このため、相手のマナ計算が狂う狂うw
その隙ついて、打ち消して、空呑みでフィニッシュ!!
で、時間切れ、と(笑)
*************************************
結果は1−3−2。
残念賞w。
まあ、パックが2つ+アンケートで1つもらえたので、
元は取れました。
楽しかったし。
楽しいのが一番ですね、ヤッパリ。
で、貰ったパックから、出てきたのが。
《鳩散らし》!!
もう、何の因果でしょう(核爆)。
ジャッジに迷惑をかけたからでしょうか。
それとも、もっと精進しろってことでしょうか?
……待て次回!!
ノシ
コメント
研究は公開なぞ生ぬるいことしなくていいのは世界の常識。
うわ……。ごめん、面白かったからつい……。
とりあえず内容の部分は削除しましたが。
……手遅れかなあ。
>レポート
大会お疲れ様でした。
結果はあまり振るわなかったようですけど、
次回こそは会場中に鳩を散らすぐらいの活躍を見せてください。
最後のパックはそのための鳩でしょうから。w
少ない経験からですが、おっとりキャラな人ほど、
オルゾフコンを使うことが多い気がします。
まあ、ほとんどの人は数種類のデッキを持っているので
偶然でしょうけどね。
億に一つの可能性でニッセンこれで特攻の可能性がでてきたのでちょっと隠してみるw
一体デッキ賞は誰の手に?!
『全部のギルド魔道士』が入っている、5色デッキ。
オルゾフメイジが殴りかかっていました。
ディミーアメイジ、ナイスタイミングで登場したり。
ちなみにデッキ賞2位は
「《ティボーとルミア》と愉快な仲間たち」
ネタがネタで終わらない、白熱した決勝戦(デッキ賞決定戦)でした。
本気で感動。